【新着】ペラ州で水不足 政府は人工降雨を指示
2022.06.01 政治・社会ペラ州のブキメラ・ダムの水位が大幅に低下し、クリアン郡への給水が脅かされる事態になっている。
このため、同州のサーラニ・モハマド州首相は5月30日までに人工降雨を指示した。
同州首相によると、2週間前に州議会が水位低下の報告を受け、州政府に対して人工降雨を要請した。
水位は6メートル以下を下回ると段階的に灌漑用水の給水を停止する。
住宅の多い地区に優先的に供給する。
州首相の指示はこれに基づくもので、ブキメラ・ダムの上空で近く実施する。
同郡には多くの稲作があり、国内で3番目に大きい稲作地帯がある。
また、この水不足に伴い、タイピンの手袋工場などの稼働にも影響が出始めているという。