ペラ州のダムの上空で人工降雨
2022.06.20 政治・社会ペラ州スマンゴール郡ブキメラダムの上空で6月18日、マレーシア空軍などが人工的に雨を降らせる雲水播種(うんすいはしゅ)作業を行なった。
同ダムでは5月下旬に極端な水不足に陥り、周辺一帯の住居や畑に給水できなくなっていた。
農務省のアフマド・ハムザー副大臣によると、雲水播種作業はダムのほか、2つの総合農業開発地域(IADA)を含む2万ヘクタール以上を対象にした。
空軍が所有するロッキード社製C-130ハーキュリーズに、800キロの塩を4800リットルの水タンクに溶かして散布したという。
その後、雨は降ったもようで成功したようだ。