新車購入時のSST免税は今月30日まで 延長はせず
2022.06.22 政治・社会トゥンク・ザフルル財務相は6月20日、新車購入時の売上・サービス税(SST)の免税措置を延長しないと述べた。今月30日に切れる。
免税措置は新型コロナウイルスのパンデミックに伴い、自動車産業の需要を喚起するため、2020年6月に導入。同年12月に終了する予定だったが、今月6月30日まで延長されていた。
自動車産業は通常の稼働状況になったため、免税措置を解除すると同相は理由を述べた。
ただ、同相によると、世界的なサプライチェーンの混乱で、約26万4000台がまだ購入者に届いていない。このため、新車購入者が免税の恩恵を受けられるため、道路交通局への新車登録は2023年3月31日まで延長された。
同相はまた、これまでの免税期間中に86万8422台の車両が販売され、購入者のSSTの免税額が47億リンギに達したと述べた。