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自己破産者が急増 政府が基準を見直しへ

自己破産者が急増 政府が基準を見直しへ

2022.06.28 政治・社会
イスマイル・サブリ首相は6月27日、若者の間で破産者が増加していることを受け、国の破産基準を見直したい考えを示した。
今年に入って自己破産となった若者が急増し、彼らを支援するため以前の方法を再導入する可能性があるとも首相は語った。
先に破産処理局(MDI)が示した統計によると、今年3月時点で自己破産者数は28万7411人。ほとんどが資金不足のためにローンの支払いができず、破産宣告を余儀なくされたという。
スランゴール州とクアラルンプールで4自己破産者は最も多く、それぞれ7万1659人と4万5630を記録。特に35~44歳までの民間企業従業員が最多。
首相は自己破産者数がさらに増加するとの見通しも示した。
政府は2020年のパンデミック時に破産基準を5万リンギから10万リンギに引き上げた。しかし、法的措置が遅れたとして見直しを迫られている。
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