公務員労組 週休3日制は時期尚早
2022.07.06 政治・社会 公務員労働組合組織(Cuepacs)のアドナン会長は7月4日、マレーシアでの週休3日制の導入は時期尚早との見方を示した。
公共サービス局(JPA)は先に週休3日制の実施について検討するための特別チームを立ち上げたと発表。同会長のコメントはこれを受けてのもの。
同会長は公務員の福利厚生と給与に関する懸念事項がまだ解決されておらず、検討に入る時期でもないと主張。「実施する必要のないことに集中すべきではない」とし、研究中のことや施行されているにもかかわらず、実施されていない事項を優先すべきとも語った。
物価高騰で公務員の福利厚生だけでなく、公共サービスの提供システムの改善も優先事項だとも述べた。
一方、製造業でも「週休3日は現実的ではない」とし、工場での稼働時間を減らすことはできないとの声が広がっている。