シンガポールで再びマレーシア人の死刑執行
2022.07.08 政治・社会 シンガポールで収監されていたマレーシア国籍のカルワント・シン死刑囚(32)への死刑が7月7日に執行された。
同死刑囚は2013年10月にジアモルフィン約60グラムの所持と麻薬約120グラムを密売しようとした容疑で有罪となり、2016年に死刑判決が下されていた。
同死刑囚は7月5日にシンガポール控訴裁判所に対し、死刑執行の停止と有罪判決、刑の見直しを求める申立書を提出していたが、却下されていた。
同国政府は4月下旬にもヘロインの密売罪で死刑判決となったインド系マレーシア人の絞首刑を執行している。同国でのマレーシア人死刑囚はまだ8人ほどが収監されている。