「ハッジ」旅行団、旅行社に騙され立ち往生か
2022.07.08 政治・社会クアラルンプール国際空港(KLIA)で7月8日朝、ハッジ巡礼に行く予定だった旅行者約380人が足止めを食らっていることが発覚した。旅行代理店に騙されたとみられる。
KLIA国際線ターミナル出発階に集まった一団は、「正式な手続きを通さずに巡礼を行えるからとして、プライベートハッジビザを発行された」と話している。
プライベートハッジビザは、サウジアラビアが発行するというもので、各国の巡礼者に対して割り当てられている枠とは別のものとなっている。
立ち往生している「巡礼者」によると、「旅行代理店に7日午後4時30分に出発する予定のフライトに間に合うようにKLIAに来るように言われたが、その後、午後7時に延期になったと知らされた」という。
当初の予定では、5日にジェッダへ飛ぶはずだったが、これもいくつかの書類に不備があったという理由で延期になったという。