気象局、大雨と強風への警戒情報を発布
2022.07.11 政治・社会マレーシア気象局(MetMalaysia)は7月10日、12日までサラワク州北部(Bintulu、Miri、Limbang)、サバ州西部、ラブアンで雷雨を伴う大雨、11日から13日までマレーシア半島北部で強風となる可能性があるとの予報を発布した。これは、フィリピン西部にある低気圧が13日にかけてベトナム東部へ移動する見込みで、強い西風が吹き、スコールライン現象が発生する可能性があるため。
気象局によると、この低気圧はMetMalaysiaの観測、欧州中距離気象予報センター(ECMRWF)、全球予報システム(GFS)の分析に基づいて検出されたものだとしている。
これに加え南シナ海、プーケット、マラッカ海峡北部の海上では、強風と荒波(カテゴリー2、3)の警告が15日まで発令されている。