サバ州西海岸で大規模停電 強風が原因
2022.07.12 政治・社会 サバ電力(SEAB)は7月10日、同州西海岸で大規模な停電が発生していることを明らかにした。世帯数などについては明らかにされていないが、州都コタキナバルやクニンガウ、クダット、ラブアン島など7地域で電力が供給できていないという。
同州では8日から強風と豪雨が続いたため、電柱など電力供給施設が倒壊するなどの被害を受けた。一部では倒木や土砂崩れも発生している。
犠牲祭(ハリラヤ・ハジ)で休暇を取っていた同社の大半のスタッフは呼び戻され、復旧活動を行っているという。特に病院や公共施設を優先的に給電させていきたいとしている。
一般住宅などへの電力復旧は時間がかかりそうだ。