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政党鞍替え禁止法案を近く上程へ 9月に施行か

政党鞍替え禁止法案を近く上程へ 9月に施行か

2022.07.12 政治・社会
 ワン・ジュナディ首相府相(法律・国会担当)は7月10日、懸案となっている「政党鞍替え禁止法案」が9月末までに施行されることに期待を示した。

 同相は「準備は整っており、18日には国会に上程する」と強調した。また、次期下院選挙実施前に施行されることを望むとも付言した。

 一部の議員が鞍替えをしたため、2020年にはマハティール政権が崩壊する事態となった。州議会でも離党をして州政権が崩壊する事例が発生しており、これらを受けて、与野党は政権の安定化のために同法案を可決させたい意向を示していた。 ただ、現与党は同法案を可決成立させることを昨年9月に野党と取り決めていたが、上程を何度も延期し、野党やメディアからも批判が出ている。

 可決された場合、議員は勝手に政党を移ることができなくなる。所属の政党を離党する場合は一旦議員を辞職して選挙で信任を得る必要がある。
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