KLIAで麻薬245キロを押収　今年最多量

　税関局は7月14日、クアラルンプール国際空港（KLIA）の航空貨物の中からケタミン245キロを同月4日に押収したと発表した。KLIAでの押収量としては今年最多となった。末端価格は1348万リンギ。

　同局によると、4日午後11時ごろに「いんげん豆」と申告のあった貨物を調べると、袋の中には豆といっしょに粉末上のケタミンが混ぜられていた。袋は49個に分けられており、欧州から中東を経由してKLIAに到着していたという。

　逮捕者は出ておらず、同局は容疑者の特定に全力を上げている。