PAS 次期選挙でクダ州議会の過半数獲得を目標
2022.07.26 政治・社会全マレーシア・イスラム党(PAS)のアブドゥル・ハディ総裁はこのほど、次期総選挙での管州議会で過半数が必要で、同総裁は楽観視しているようだ。
同総裁は「現在の連立政権におんぶにだっこを望んでいない」と述べ、単独で州政権を組織したいとの意欲を示した。
連邦政府で政権交代を許した2018年では「多くのリベラル派に加えて、多くの非イスラム教徒の代表が選出された」とも指摘。希望同盟(PH)が政権を取り、場あたり的なひどい政権となったとも批判した。
また、多くのイスラム教徒が「プロパガンダや特定の政治的つながりのために無知である」とも批判。イスラム教の敵は宗教を侮辱するためにメディアなどを積極的に使っているとして注意喚起も促した。
マレーシアでは連邦下院議会が解散した際、州議会も解散する慣例がある。このため、下院の任期満了となる来年7月までには州議会も解散する公算が高い。
PASは現在、クランタン州とトレンガヌ州の州議会を掌握している。