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サル痘防疫 入国者の健康状態の定期申告を義務化

サル痘防疫 入国者の健康状態の定期申告を義務化

2022.07.26 政治・社会
カイリ・ジャマルディン保健相は7月25日、サル痘の感染が報告されている国から入国する渡航者全員に対し、保健省アプリ「MySejahtera」で定期的に健康状態を報告させる指示を省内に出したことを明らかにした。
外国人が対象で、入国前に同アプリの「トラベラーズ・カード」に記入したうえ、サル痘の症状があるかどうかのメッセージが毎日配信される。当該者は入国日から21日間は毎日これに答えることが求められるとしている。
サル痘の症状は発熱、倦怠感、頭痛、背中や関節の痛み、筋肉のけいれん、リンパ腺の腫れ、顔や腕などの黄斑状皮疹がある。
同相によると、今年5月1日から7月23日まで、サル痘の感染者が見つかった国からの渡航者は53万1630人。これら渡航者全員に対してサル痘に関する警告メッセージを同アプリで発出したという。
一方、同相は国内でサル痘の疑いのある9人がすべて陰性だったと発表した。マレーシア国内ではまだ発見されていないが、シンガポールとタイでは感染者が確認されている。
なお、日本では7月25日にサル痘感染者が1人確認されている。
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