ホームマレーシアニュース停電はジョホール州変電所の異常が原因=15時ごろには復旧
停電はジョホール州変電所の異常が原因=15時ごろには復旧

停電はジョホール州変電所の異常が原因=15時ごろには復旧

2022.07.27 政治・社会
国営電力のテナガ・ナショナル(TNB)は、7月27日に起きた停電について、午後12時39分にジョホール州ヨンペンにあるヨンペン・ウタラ変電所(PMU)の機器の1つに不具合があったことが原因とした上で、西マレーシアの総供給需要の10%に当たる2.2GW分の負荷遮断が起きたとしている。なお、クアラルンプールでは15時ごろまでに停電は解消した。
この停電は同日午前、西マレーシアのいくつかの地域、特にクランバレー首都圏で電力障害が発生したもので、鉄道、空港や市内の交通信号にも支障が生じたとの報告を受けた。
TNBは「技術チームの継続的な努力の結果、ほとんどの地域で、停電発生から20分後には段階的に送電が回復した」と述べた上で、15時2分には完全に送電が通常に戻ったという。同社は「正午前後には影響を受けた西マレーシア(半島部分)の全地域で電力供給の完全回復を確認した」と述べている。しかし、Mタウンのオフィスがあるクアラルンプール・モントキアラ付近一帯は12時30分から14時ごろまで停電、TNBの発表と若干異なっている。
今回の停電により、クアラルンプール国際空港(KLIA)と首都圏の公共交通機関運行オペレータRapid KLはいずれも停電の影響を受けたと確認している。Rapid KLはTwitterを通じ、「大規模な停電のため、主にLRTのAmpang-Sri Petaling線の運行などに支障が生じた」と記している。一方、KLIAもメインターミナルビルが「停電の混乱に直面している」と述べている。
 
なお、TNBは今もなお通電していない利用者に対してのホットラインとして、電話15454に連絡するよう呼びかけている。
 
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