ホームマレーシアニュースB型とC型肝炎の死亡者数が増加傾向
B型とC型肝炎の死亡者数が増加傾向

B型とC型肝炎の死亡者数が増加傾向

2022.08.01 政治・社会
カイリ・ジャマルディン保健相は7月28日、B型とC型肝炎の死亡者数が増加傾向にあると述べた。同日の「世界肝炎デイ」に合わせて発表された。
国内のB型肝炎の2015年の死亡者数は10万人あたり0.13人だったが、2021年には0.16人に増加。また、C型肝炎は2015年に同0.19人だったが、2021年には0.27人にまで上がった。
C型肝炎の新規症例は2015年に同6.9人で、2021年には同8.59人にまで増加。一方、B型肝炎は2015年は同12.2人だったが、2021年には11.6人と減少したという。
C型肝炎感染者数が増えているのは感染リスクのある人の間で検査を受ける意識が高まったことが理由だと同相は述べた。
また、高い効果があり、手頃な価格の直接作用型抗ウイルス剤(DAA)が入手しやすくなったことで、C型肝炎の検診や治療率も高まっているという。国内にはC型肝炎の検査と治療ができる施設は300カ所にのぼっていることも同相は明らかにした。
B型もC型もいずれも血液など体液を通じて感染する。発症すると肝炎や肝硬変などを引き起こす可能性が高く、肝臓がんにつながる恐れもある。
Tweet Share
TNBが停電による補償請求を受付へ=担当相
今年の人口増加率、0.2%増と推計

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア