法案のスペルミスなどで下院副議長が激怒
2022.08.02 政治・社会開会中の下院議会でラムリ・モハド副議長は8月1日、農務省が提出した「2022年連邦農業販売局改正法案」にスペルミスなど不備が発見され、激怒した。下院副議長は法案を司る法制局に対してスペルミスや文法的な誤りがないよう厳しく叱責した。
問題のあった法案では「うさぎ(rabbit)」のつづりを「rabit's」と記載し、これを見た副議長は「新種の動物か」とコメント。法制局の原本を確認したところ、そこでもスペルミスがあったという。
同法案は現在、下院で審議中だが、マレー語版がなかなか上程されなかったという。イスマイル・サブリ首相はマレー語版を上程するよう法制局長に指示したが、動物の記載は英語がそのまま残され、さらにつづりも間違っていたことで、議員の間でも批判が出ている。