ホームマレーシアニュース宗教問題担当大臣、今度は「ビール祭」の開催に苦言
宗教問題担当大臣、今度は「ビール祭」の開催に苦言

宗教問題担当大臣、今度は「ビール祭」の開催に苦言

2022.08.02 政治・社会
先に盆踊り大会の実施是非について、「宗教的に疑問がある」として開催を否定する見解を述べていた現政権で宗教問題を担当する閣僚で、全マレーシア・イスラム党(PAS)所属のイドリス・アフマド首相府相が、今度はドイツのビール祭を発祥とする「オクトーバーフェスト」について、開催すべきではないと発言した。
マレーシアでは、非イスラム教徒がアルコールを摂取することは禁じられていないが、同大臣は「オクトーバーフェストでは祭りの場で公然とアルコールが飲まれるため、社会問題の引き金になりかねない」と主張。社会の調和と安全を乱す可能性があると述べている。
同大臣は7月27日の国会答弁で、「アルコールの酩酊作用は、家庭内暴力、交通事故、貧困、喧嘩、健康問題、仕事のパフォーマンスの問題を引き起こす可能性がある」と主張している。
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