クランで強制労働 外国人ら6人を救助
2022.08.12 政治・社会スランゴール州クラン南部地区警察は8月9日、セメント工場で強制労働をさせられていた外国人ら6人を救助した。警察が11日に発表した。
警察がセメント工場に家宅捜索に入ったところ、外国人3人とマレーシア人3人が長時間にわたって強制的に働かされていたことがわかった。24歳から44歳の被害者は高収入を約束されたが、人材会社に騙されて働かされていた。
外国人は旅券も没収され、さらに旅費と称して給与から天引きされ、「借金」も発生したため、長時間労働を強いられたという。
これに関連して警察は38歳から43歳の男女4人(外国人も含む)を人身売買容疑で逮捕。関連施設からは旅券20冊と現金1万3600リンギも押収され、余罪を追及している。