今年の巡礼シーズンが終了、最後の団体客も帰国
2022.08.14 政治・社会イスラム教徒(ムスリム)のサウジアラビアへの今年の巡礼(ハッジ)シーズンが終了し、マレーシアから出発した今シーズン最後の巡礼団も8月13日午後、無事メディナ(マディーナ)から帰国した。
今年の巡礼シーズンについて関係者は「現地の気象条件は50℃近くまで上昇し例年になく暑かった上、コロナ禍がまだ完全に収まっていないにもかかわらず、大きなトラブルなくスムーズに行えた」と評価。7月17日から8月13日までの間、マレーシア航空とサウディア航空のハッジ・チャーター便49便を使って1万4,305人のマレーシア人巡礼者がサウジアラビアを訪れたという。
巡礼者のハッジに係る費用は1人当たり2万5,540リンギと見込んでいたが、諸物価高騰の折、実際の費用は2万8,632リンギに増えたという。