クランタンでデング熱感染者数 昨年比230%増
2022.08.15 マレーシアニュースクランタン州でデング熱感染者数が激増している。同州の地方自治・住宅・保健委員会のイザニ・フシン委員長(州の閣僚に相当)によると、年初から8月6日までに確認された感染者数は436人。前年同期は131人にとどまっており、232.82%増だという。
また、デング熱による死亡者数はすでに2人出ている。前年同期ではゼロだった。
州内の5地区(コタバルの一部を含む)では依然としてデング熱による発症件数が続いているといい、駆除活動を強化している。
同州政府は今年、約14万2000軒の住宅や施設を検査。うち5025軒で蚊の繁殖地を発見したという。同州保健局は900件の違反切符を発行し、うち99件では清掃活動と潜在的な蚊の繁殖地の撲滅を命じた。