オンライン求人詐欺のコールセンターを摘発
2022.08.17 政治・社会クアラルンプール市ブリックフィールズ地区警察は8月15日夜、ジャラン・クランラマ沿いにあるコンドミニアムでオンライン求人詐欺のコールセンターを摘発した。外国人を含む6人が逮捕された。
逮捕されたのは20~31歳の男女6人で、うち2人がインドネシア人だった。
このグループは主にインドネシア人を対象に詐欺を展開。
ソーシャルメディア上で求人広告を出し、連絡をしてきた人にリンクを送り、その中の商品10品以上を購入させて、販売代行員の業務を提供するというもの。
しかし、実際には業務は提供せず、被害者が払った購入代金を持ち逃げしていた。
グループは今年7月から活動をしていたようで、容疑者らは月3000~3500リンギとは別に被害者が買った商品の「販売手数料」4~5%も受け取っていたという。
警察は家宅捜査した際にコンピューター6台、携帯電話12台、プリペイド式SIMカード10枚も押収した。