マレーシア陸軍の戦車2台が8月26日と27日午前、
クアラルンプール市内の路上で故障する事故があった。
戦車はいずれも31日に行われる独立記念日のパレードのリハーサ
ルのために移動していた。
26日の故障は午前10時半ごろに市内中心部に向かうため、
ジャラン・ダマンサラを走行中にエンジンが故障。
道路の真ん中で立ち往生となった。
戦車は装甲回収車にけん引され、
国立博物館の駐車場で修理したという。
27日午前11時半ごろには国立博物館近くでも戦車が故障。
こちらはリハーサルを終えてスランゴール州スンガイ・
ブシの基地に戻る途中だった。整備士が駆けつけ、
午後12時半ごろに修理を完了して移動したが、
1時間ほど周辺は封鎖された。
31日の独立記念日には129台の戦車がパレードに参加する。
陸軍は「二度と同じことが発生しないようにしたい」と謝罪した。