MITI、製造業向けESGの枠組み作成へ
2022.08.30 政治・社会国際貿易産業省(MITI)は、2050年までに「温室効果ガスの実質排出ゼロ」達成を目指す国の目標に沿って、製造業のための「環境・社会・ガバナンス(ESG)」の枠組みを作成すると明らかにした。
アズミン・アリ上級相兼国際貿易産業相によると、この枠組みは、製造業の発展においてESG要素を主流とし、「ESG基準」「財政支援とインセンティブ」「能力開発」「二酸化炭素取引と炭素価格を含む市場メカニズム」という4つの主要要素を含む事になる予定。
MITIによれば、「この枠組みは、製造、規制、金融の各分野に携わる国内外の関係者との協議と関与に基づいて策定される」とした上で「その進捗は、利害関係者の関与と協力の達成度合いに左右されることになる」としている。