マレーシア医療協会(MMA)のコー・
カーチャイ会長は8月31日、
屋内でのマスク着用の義務化を撤廃するよう政府に求める声明を出
した。
シンガポールでは公共交通機関や感染リスクの高い場所以外でのマ
スク着用は任意となり、
マレーシアもこれに追従するよう求めている。
同会長は「新型コロナウイルスの状況は安定してきており、
予防策となっている標準運用手順(SOP)
を中止するほうがよい」と述べた。ただ、
長時間にわたって人混みができる公共交通機関や老人ホーム、
高齢者介護センター、
医療施設などでは引き続き着用させる必要があるとも付言した。
また、
国家復興評議会のムヒディン議長も8月28日も屋内でのマスク着
用を撤廃するよう政府に求めた。
マレーシアでは今年5月から屋外でのマスク着用は任意となったが
、屋内や公共交通機関での着用は依然として義務となっている。