国家記念日のパレード、3年ぶりに開催＝観衆は5万人

新型コロナウイルスの流行で2年間中断していた国家記念日（ナショナル・デー）のパレードが8月31日午前、クアラルンプール中心部のムルデカ広場で盛大に行われた。
今回の記念日は「Malaysian Family Strong Together（マレーシアファミリーは共に強く」をテーマに開催された。
国家記念日の祝日は、マレーシアの前身であるマラヤ連邦が独立したことを記念するもの。
「ハリ・ムルデカ」（Hari Merdeka 独立記念日）ともよばれる。
式典会場はトゥンク・アブドゥール・ラーマン初代首相が独立を宣言した場所「ムルデカ広場」で例年行われる。
今年の国家記念日のパレードでは、戦闘機のフライパースト（儀礼飛行）をはじめ、映画スターや国代表選手までさまざまな人々が参加。
約2万人の出展者によるパレードとマーチパーストは、広場に詰めかけた大勢の観衆を魅了した。
パレード中には、オリンピック選手やパラリンピアンを含む44名のナショナルアスリートを乗せた2階建てバスも登場。市民の喝采を浴びた。