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外国人富裕層向け新規居住プログラムを導入=内務省

外国人富裕層向け新規居住プログラムを導入=内務省

2022.09.03 政治・社会
政府は、外国人富裕層のマレーシアへの投資と20年間の居住を誘致するため、プレミアム・ビザ・プログラム(PVIP)を導入する。なお、従来のマレーシア・マイセカンドホーム(MM2H)とは別のスキームとなる。
ザイヌディン内務相によると、国の経済成長を推進するために政府が初めて導入した「投資による居住」プログラムは10月1日から申請受付を開始する予定。初年度に少なくとも1,000人の参加者を目標としている
PVIPはマレーシアと国交のない国を除くすべての国の富裕層に対して提供される。また、このプログラムの参加者には、最長20年のビザ取得、就学許可、居住・商業・工業用不動産の購入許可、許可された分野への積極的な投資などの特典が与えられることになる。
なお国民総数の1%(約30万人)を上限とするが、マレーシア・マイセカンドホーム(MM2H)プログラムの参加者もこれに含まれることになる。
条件として、月4万リンギ以上、または年間48万リンギ以上の海外収入があることを証明できる、すべての年齢層の参加者を対象。また、100万リンギ以上の定額貯蓄口座をかいせつする必要がある。これについて最初の1年間は元本を引き出せないが、その後は不動産購入や医療・教育目的のために元本から50%まで引き出せる。
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