国内のUNHCRの閉鎖を提案 難民管理できず
2022.09.07 政治・社会 国家安全保障協議会(MKN)のロジ・モハマド事務局長は9月6日、国内にある国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の閉鎖を提案した。
同事務局長によると、現在は難民がUNHCRに申請すれば、難民カードを取得することができるが、マレーシア政府は関与していない。政府は照会されず、誰が来ているかも把握できていないもようだ。
このため、マレーシア国内の難民を管理できるように現在適切なシステムを検討しているという。一元化したシステムを検討しているもようで、国防省や警察も利用できるようにする考えだ。ただ、システムの構築などには時間はかかるとも同事務局は述べた。