屋内でのマスク着用義務が解禁

カイリ・ジャマルディン保健相は9月7日午後、屋内でのマスクの着用義務を解除すると発表した。即日適用となった。
公共交通機関や配車サービスの車内、学校、医療機関でのマスク着用義務はそのまま維持される。施設の運営者や所有者は来館者などにマスクの着用を求める権利を有し、着用を求めることができるとも同相は話した。
同相はまた、人混みができる市場やスタジアム、モール内では引き続きマスクの着用を強く推奨するとも述べた。

新型コロナウィルスの感染防止策は段階的に緩和されてきている。今年4月には海外からの観光客の受け入れを始めたほか、5月には屋外でのマスクの着用義務は撤廃された。
同相はさらに、エンデミックへの移行期について尋ねられ、「ウイルスが今後1年の間にどのように変異していくかによる」として来年以降になることを示唆した。変異株の影響を継続的にモニターする必要があり、「数か月または1年後に深刻な状況を引き起こさなければ、エンデミックに入ったといえる」と説明した。