世界ドッジボール大会 マレーシアが優勝
2022.09.08 政治・社会 カナダ・エドモントンで9月6日にあった世界ドッジボール選手大会決勝戦でマレーシアチーム(男子)が優勝した。今回の優勝は3度目。
この日行われたオーストラリアチームとの試合では10対5で金メダルを獲得。2017年と2018年に続き、3回目の優勝となった。また、混合チームはカナダチームと戦ったが、5対3で破れ、銀メダルとなった。
マレーシア・ドッジボール協会のラダ・クリシュナン会長は「マレーシアの優勝はドッジボールの世界的な評価につながるだろう」とコメント。世界のトップクラスと対戦して優勝したことに「誇りに思う」と語った。
同協会は世界で戦える優秀な選手をスカウトするなど長期にわたってチームを育ててきた。特に資金繰りに困り、今回の大会に出場するには35万リンギが必要だった。その中で、ブルジャヤ・グループのビンセント・タン会長が5万5000リンギを寄付。世界大会への出場を積極的に支持してくれたという。また、一般市民からの寄付も増えたため、選手のモチベーションの向上にもつながったと同会長は説明した。
今回の優勝で、マレーシアの地位があがったため、同協会ではさらに支援してくれる組織を模索。バドミントン並みのスポーツ競技種目に育てていきたい考えだ。