副首相ポストは必要ない=首相
2022.09.09 政治・社会イスマイル・サブリ首相は9月8日、副首相を置く必要性はないとの見解を示した。与党の一つである国民連盟(PN)が副首相への任命を強く求めており、これを却下した格好だ。
首相は「4人の上級相が副首相の役割を担っている」と述べ、首相として経済回復と物価の安定化に集中したいと説明した。
PNの代表らにはすでに自分の見解を以前に説明したとも語った。
PNを構成する全マレーシア・イスラム党(PAS)のタキユディン幹事長(エネルギー・天然資源相)は副首相のポストについて覚書を起草したと暴露。その後に統一党のムヒディン党首側は首相がこの覚書に合意したとも主張している。