カンボジアで強制労働 マレーシア人24人が帰国
2022.09.12 政治・社会カンボジアで強制労働をさせられていたマレーシア人24人が9月9日午後に帰国した。
サイフディン外相は先に同国を訪問。関係当局と協議し、24人を連れて帰国した。今回帰国したのは20歳から30歳で、高給に魅せられて働き始めたが、給与の搾取や監禁させられるなどしていた。
マレーシア外務省は被害の通報があった148人中これまでに118人を救出した。また、近く29人も救出する方針だが、密入国して旅券をもっていない人もおり、カンボジアの出入国管理局に身柄を確保されている。このうち7人はプノンペンにいるが、22人はシアヌークビルの同局にいるという。
同局の取り調べが済んだあとに順次強制退去となり、帰国すると外相は話した。