ナジブ元首相 2日間入院で審理は延期
2022.09.15 政治・社会政府系ファンド1MDBの資金不正流用事件の高等裁判所での審理は、ナジブ元首相が2日間の入院となったため、26日まで延期された。
元首相は13日に体調不良を訴えて病院に搬送された。元首相の弁護士ムハマド・シャフィー氏によると、不安定な血圧と胃潰瘍のため毎日病院で検査を受けている。入院はいつまでになるかわからないものの、裁判所には診断書を提出し、14日と15日の裁判審理は延期された。
弁護士はまた、3か月前に元首相は出血を伴う胃潰瘍が悪化していたことも明らかにした。これまでに複数箇所で胃潰瘍が見つかっているという。
元首相はこれまで使っていた薬をジェネリックの薬に変えたために悪化したと主張。現在は元来使っていた薬に切り替えたとも弁護士は述べた。