MICのサミー・ベル元公共事業相が死去

マレーシア・インド人会議（MIC）の元会長で公共事業相などを30年近く務めたサミー・ベル氏が9月15日に死去した。享年86歳。
同氏は1974年から2008年まで下院議員だった。与党政権の一つであるMICの会長を1979年から2010年まで31年間務め、同党で最長の会長だった。また、1970年代のフセイン政権やその後のマハティール政権、ナジブ政権時に公共事業相、エネルギー・通信郵政相などを歴任し、閣僚を29年にわたって務めた。
2008年の下院議員選では野党に破れて落選。MICの会長は2010年まで続けたものの、そのまま政界を引退した。
2020年に家族は同氏が精神病を患っていることを明らかにしていた。