サラワク州のネット 2024年までに全域で可能に
2022.09.21 政治・社会アニュアル・ムサ通信・マルチメディア相は9月20日、サラワク州全域でのネットを2024年までに開通させたい意向を示した。
同相によると、同州の山間部にある村など600村で現在もインターネットの電波が届かない。全国では1400か所でネットが通じない地域がこれまでに特定されているが、そのうちの大部分が同州に集中しているとみられる。
同相は電波塔と光ファイバーを設置するだけで10年はかかると説明。このため、衛星を使った技術でネット接続を可能にさせるという。国家デジタルネットワーク計画(JENDELA)の第2期で達成が可能だとも話した。第2期の入札はこれから行われ、2023年度からプロジェクトは開始される。