次期下院選費用は前回の2倍の11億リンギに
2022.09.26 政治・社会来年9月までには行われる次期下院議員選挙の費用が11億リンギになる見通しだ。総選挙委員会のアブドゥル・ガニ委員長が9月25日までに明らかにした。
政権交代の起きた2018年の総選挙の費用は5億リンギほどだったが、次回の選挙はその2倍以上の額になるとみられる。議会は先に有権者年齢を21歳から18歳に引き下げたため、次回の選挙では有権者数が大幅に増加する。
今年8月16日現在で登録有権者数は2116万936人。2018年の登録有権者数約1490万人から大幅に増加している。
また、期日前投票や投票当日の職員を約10万人増員して、約36万6000人となる見通し。これは投票所数が前回の2万9054か所から3万8990か所に増えるためだいう。
現在の下院議員の任期は来年8月まで。政府与党は年内の解散総選挙を模索している。