2021年の自殺者数　前年比81％増

カイリ・ジャマルディン保健相は9月28日、2021年の自殺者数が1142人に達し、前年比81％増となったことを明らかにした。
2020年の自殺者数は631人だったが、マレーシアでの自殺者数は年々増加傾向にある。
同相によると、新型コロナウイルスのパンデミックとなって以降、減収などにより家庭内暴力や、慢性的なストレス、重度のうつ病に陥る人が大幅に増加。精神衛生上の問題を抱える患者数が急増しており、これにともなって自殺者も増えたと同相は説明した。