EVの充電ステーション　全国で1000か所未満

科学技術・イノベーション省のアムザト・ハシム副大臣は9月28日、電気自動車（EV）向けの充電ステーションが全国でまだ1000か所にも達していないと述べた。
同省は今年の設置目標数について全国の主要都市に5000か所の設置することを目指していたが、目標には達しない見込みだ。
二酸化炭素の排出量削減目標を達成させるため、関係者を集め、設置数を増加させるよう今後協議する。また、同省には州間の移動にも充電ステーションが必要との声もきており、対応を検討する。
同日には大手運送会社のDHLエキスプレスが配送向けに電気トラックの運用を始めた。運送会社が電気自動車を取り入れたのは初めてで、10月にクアラルンプールとスランゴール州でまず6台を投入。来年には55台を導入する予定だ。