新たな格安航空 年内に運航を開始へ
2022.10.03 政治・社会マレーシア国内で新たに格安航空が年内に運航される見通しだ。マレーシア民間航空局は9月27日、航空事業者証明書(AOC)を格安航空「MyAlirline(マイ・エアライン)」に発行した。
まずは国内を中心に路線を就航させるが、同社のレイナー・テオ最高経営責任者(CEO)は就航路線はのちに発表すると述べた。
同航空は赤とグレーのエアバス社製A320-200型機を3機リース。同氏は「手頃な価格でリースできた」と語った。パイロット45人とスタッフ300人をすでに雇用しているという。
同氏によると、航空会社の設立の構想があがったのは2020年10月。まだ新型コロナウイルスの感染拡大真っ只中で、収束に向かえば航空サービスへの需要が高まるとして設立に踏み切った。
将来は航空機を購入したい考えを同氏は示したほか、東南アジアを中心とした国際線の路線も就航させたいとしている。また、格安航空として利益を出せる片道4時間以内の飛行時間の国際路線も展開していきたいとの意欲も示した。