ストーカー防止の刑法改正案 下院で可決
2022.10.04 政治・社会ストーカー行為防止の刑法改正案が10月3日、下院で全会一致で可決した。近く上院に送付され、成立する見通し。
首相府のエルミエヤティ・サムスディン副大臣(国会・法律担当)は「ストーカー行為を刑法での犯罪として処罰できることにうれしく思う」と述べた。
ストーカー行為防止の条項は刑法に追加され、「嫌がらせの行為により、人の安全に対して苦痛や恐怖を引き起こす可能性があることを知りながら、繰り返し行為を行う者は、ストーカー行為の犯罪となる」とし、携帯電話などの通信手段によるものも対象としている。違反した場合は3年以下の禁固刑または罰金刑が科されると規定された。