MACC 女性の汚職関連容疑者の増加に懸念
2022.10.04 政治・社会汚職取締庁(MACC)のアザム・バキ長官は10月3日、汚職で逮捕される女性の人数が近年増加していることに懸念を示した。
同長官によると、2017年から今年8月までに同庁によって逮捕された女性は824人。そのうち356人が裁判で起訴された。
同長官は「起訴された女性たちは権限や権力をもった役職に就いている人たちだった。私が汚職防止庁(MACCの前身)に入ったとき(1980年代)に汚職で逮捕される女性はほとんどいなかった」と回想。役職に就任する女性の人数の増加とともに汚職や背任容疑で逮捕される女性も増えていると説明した。
今年7月の被雇用者社会保障(SOCSO)の人材開発関連プログラムに関する汚職事件でも37人中11人が女性だった。