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出生・死亡統計が発表=コロナの影響示す結果に

出生・死亡統計が発表=コロナの影響示す結果に

2022.10.14 政治・社会
マレーシア統計局は、2021年の出生・死亡者数に関する統計を発表した。
出生数は43万9,744人で、2020年(47万1,504人)に比べ6.7%減少した。減少率でみると過去10年間で最も高い。人口1000人あたりの普通出生率(CBR)は2020年の14.5から13.5へ低下した。
過去50年間で、TFRで測定される出生率は、1970年の出産可能年齢の女性一人当たりの子供4.9人から2021年には1.7人へと大幅に減った。
合計特殊出生率(TFR)は、女性が出産可能な年齢(15~49歳)の間に産むであろう子供の平均数を推定するために用いられる標準的な人口統計学的指標。
2011年から2021年にかけて、マレーシアのすべての主要な民族のTFRは低下傾向を示している。
第一子を出産した母親の平均年齢を指す「初産婦平均年齢」は、2021年に27.9歳となり、2011年の27.3歳から上昇した。
一方、死亡については、2021年の死亡者数は22万4,569人で、2020年(16万6,970人)と比べて34.5%増加した。これは、新型コロナウイルスの感染拡大となんらかの関係があるのかもしれない。
人口1000人当たりの粗死亡率(CDR)も2020年には5.1人だったのが、2021年は6.9人へと上昇した。
0~14歳の死亡者数が4,288人から2021年には4,115人に減少した以外は、すべての年齢層で死亡者数が増加。41~59歳の死亡者数は、5万2,282人と44.0%増。そのほか、15~40歳、60歳以上の死亡者数もそれぞれ増加している。
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