これまで「技術的なメンテナンス」を理由に9月26日以来停止していた出入国管理局ビザ申請サイトの機能がこのほどようやく復活した。
このサイトはマレーシアへの入国ビザを申請するためのオンライン機能。
カイルル・ザイミー・ダウド出入国管理局長はシステム停止の最中、「ベンダーが問題の是正に取り組んでいる」と説明。「eVisaのシステムは停止しておらず、技術的な不具合が発生しているだけ」と述べていた。実際にMタウンが10月19日午前にサイト(
https://malaysiavisa.imi.gov.my/evisa/evisa.jsp)を確認したところ、無事サイトは回復していた。
もともと日本国籍者の短期滞在については90日までならノービザ(査証免除)でマレーシアに入国できる。
ところが2022年1月、クアラルンプール国際空港(KLIA)での就労パス(EP)取得ができるようになってから、マレーシアでこれから働く人々がとりあえずシングルエントリービザ(SEV)を取得し、現地に赴くという手続きが採られて来た。したがって、赴任や就職予定者はSEVをeVisaポータルを通じて取得しなくてはならないのだが、システムの故障でしばらく身動きが取れなかった可能性が高い。