ランカウィ島からのフェリー 再び座礁
2022.10.25 政治・社会クダ州ランカウィ島からクアラ・クダ桟橋ターミナルに向かうフェリーが10月23日午後、座礁した。干潮による水位の低下で泥にはまって身動きがとれなくなった。フェリーには乗客545人が乗っていた。
フェリーを運航するフェリー・ライン・ベンチャーズ社によると、このフェリーは午後1時に出港。しかし、桟橋ターミナル近くで午後3時ごろに座礁した。
船内では数名が呼吸困難になったことから午後5時半すぎにマレーシア海事執行庁(MMEA)が優先して救出にあたった。
座礁した地点は小さな漁船しか近づくことができなかったことから、地元の漁師らが小型漁船やボートで救出にあたった。けが人はいなかったもよう。
原因は干潮によるものだが、本来の運航ルートを外れていた可能性もあるという。
ランカウィ島から本土に向かうフェリーの座礁はこれまで何度も発生。今年2月にもペルリス州クアラ・ペルリスに向かうフェリーが干潮で7時間以上座礁する事故があった。