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マレーシア航空 米国便の共同運航の再開を検討

マレーシア航空 米国便の共同運航の再開を検討

2022.10.27 政治・社会
マレーシア航空のイザム・イスマイル最高経営責任者(CEO)は、米国のアメリカン航空と共同運航(コードシェア)を再開させることを検討していると述べた。ただ、再開時期については語っていない。10月26日付の地元紙が掲載した。
マレーシア航空が再開検討をはじめたのは10月1日に米国連邦航空局(FAA)がマレーシアの国際航空安全評価(IASA)の格付けをカテゴリー1に戻したことを受けて。マレーシアのIASA格付けは、FAAが国際民間航空機関(ICAO)の安全基準に関して58件の問題を指摘したため、2019年にカテゴリー2に格下げ。カテゴリー2では米国での運航サービスの拡大やフライトの就航ができない。そのため、共同運航は停止となった。
イザムCEOは「カテゴリー1に復帰したものの、米国路線の就航の計画はない」と述べた。同社は2014年に米国への運航を停止した。
アメリカン航空は「ワンワールド・アライアンス」加盟の航空会社。
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