第3四半期の出生率 前年同期比で3%減
2022.11.09 政治・社会マレーシア統計局は11月8日、今年第3四半期(7~9月)の出生数が10万9397人で、前年同期比3%減となったと発表した。
民族別でみると、マレー人は同比で0.5%増えたものの、その他の民族はすべて同比減となった。特に華人の同比1.1%減と最も大きかった。
また、州別ではスランゴール州の出生数は2万2260人と同比20.3%増を記録した。最も低かったのはラブアン島の376人の0.3%増だった。
一方、今年第3四半期の死亡者数は5万276人と同比31.7%減となった。これは新型コロナウイルスによる死亡者数が大幅に減少したためと同局は説明。昨年同期の新型コロナウイルスの死亡者数は2万1104人で、今年同期は597人にとどまった。
今年第3四半期のマレーシアの総人口推定は3290万人。前年同期比0.9%増。スランゴール州が全体の21.6%の人口を占め、次がジョホール州の12.3%、サバ州
10.4%と続いた。