アズミン・アリ通産相　落選の可能性＝調査

アズミン・アリ通産相が落選する可能性が出てきた。調査で明らかになった。
国民連盟（PN）からの同相はスランゴール州ゴンバック選挙区から出馬。同選挙区からは希望同盟（PH）のアミルディン・シャリ同州首相が出ており、同州首相が圧勝するという。
シンクタンクのダルル・エーサン・インスティテュート（IDE）は43選挙区で600人以上の有権者を対象に調査。1選挙区あたりのサンプル数は少ないが、これまで高い予測を示してきた。
ゴンバック選挙区ではPH候補が8万502票を獲得し、PNが3万4597票、国民戦線（BN）候補は2万2927票にとどまると予測している。
同通産相は2018年時の選挙では希望同盟（PH）から出馬して圧勝。しかし、2020年には突然、所属する人民正義党（PKR）から離党してPNに加盟する統一党に鞍替えをした。マハティール政権を崩壊させた「張本人」と白い目でみられている。