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下院総選挙 アンワル氏の希望同盟が優勢
下院総選挙 アンワル氏の希望同盟が優勢
2022.11.19
政治・社会
第15回下院議会議員総選挙(定数222人)の投票が11月19日行われた。マレー半島では午後6時、サバ州とサラワク州では午後5時半に投票が締め切られ、各地で開票作業が行われている。
英字紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」の非公式の集計では午後11時現在で、野党の「希望同盟(PH)」が65議席と大きくリードしている。
ムヒディン前首相が率いる「国民連盟(PN)」は42議席とBNよりも議席を伸ばしている。また、サラワク州の地域連立政党、サラワク連盟党(GPS)は21議席。イスマイル・サブリ首相が属する連立政党「国民戦線(BN)」は18議席と伸び悩んでいる。ただ、今後大きく議席は変わる可能性はある。
選挙管理委員会(EC)の正式発表では午後11時現在でPHが9議席、BNは8議席、PNは6議席。GPSは14議席を確保している。
非公式の集計ではクダ州ランカウィ島選挙区から出馬したマハティール元首相やカイリ・ジャマルディン保健相やトゥンク・ザフルル財務相、アズミン・アリ通産相らといった現職閣僚が苦戦している。
下院議会で政権を握るには最低でも112議席が必要となる。
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