スランゴール州 ビニール袋料金の引き上げを検討
2022.12.07 政治・社会スランゴール州政府はプレスチック製ビニール袋の料金を現行の1枚20センから引き上げることを検討している。同州の観光・環境・緑化技術・オランアスリ問題委員会のヒー・ロイシャン委員長(州の閣僚に相当)が12月6日に明らかにした。
同州では2017年からビニール袋が有料化されている。しかし、年初から今年6月まででビニール袋からの徴収額は480万リンギに達し、今年通年で900万リンギを越える見通し。2020年の660万リンギ、2021年は850万リンギで年々徴収額が増加していることからビニール袋の使用量の削減につながっていない。
このため、同州政府は料金の引き上げを検討すると同時に来年には「ノープラスチックデイ」を導入してビニール袋の削減を目指す。
同委員長は議会で「ビニール袋料金の徴収をしない事業主に対しては営業許可証をはく奪する可能性がある」とも発言した。