10万リンギ以下のEV 投入に政府検討へ
2022.12.16 政治・社会ニック・ナズミ天然資源・環境・気候変動相は12月15日、10万リンギ以下の電気自動車(EV)が市場に出回るよう検討したい意向を示した。
同相によると、現在マレーシア国内で販売されているEVは価格が高く、国民の多くは購入できない。国民車プロトンは近くEVを販売する予定だが、市場に多く投入されていけば、価格は下がっていくだろうとの見通しも述べた。
同相はEV産業を「成長産業」と位置づけ、EVの充電ステーションの拡充にも力を入れたい旨を語った。また、2023年と2024年の予算案ではEV関連のインセンティブを盛り込んでいきたい考えも示した。