12月23日から始まるクリスマスシーズンにおける食品11品目の上限価格が、祝祭シーズン最高価格統制制度(SHMMP)に基づいて公示される。サラフディン・アユブ国内取引・物価相は、SHMMPは12月27日までの5日間実施されると述べた。
2022年のクリスマスシーズンのSHMMPの対象品目は、外国産骨付きマトン肉、トマト、青ピーマン、にんじん、中国・インドネシア産キャベツ、中国産ジャガイモ。これに加え、ラブアンを含むボルネオ島内では、鶏手羽肉、豚肉、ラード、生きている食用の豚が対象。また、サラワク州では生きている食用の鶏も対象となる。これらの販売価格はピンク色の値札によって表示される。
正当な理由なく管理対象品目の値上げをしたり、ピンク色の値札を表示しなかったりした業者が有罪となった場合、2011年価格管理・反偽札法に基づいて厳しい処分を受けることになると述べた。
個人が上限価格を超えて商品を販売した場合、10万リンギ以下の罰金もしくは3年以下の懲役、またはその両方か、もしくは5万リンギ以下の追徴金が科せられる。一方、企業の場合は50万リンギ以下の罰金もしくは25万リンギ以下の追徴金が科せられる。
規制対象商品にピンク色の値札を表示しなかった場合、個人は1万リンギ以下の罰金もしくは5千リンギ以下の追徴金、企業は2万リンギ以下の罰金もしくは1万リンギ以下の追徴金が科せられる。
▼ クリスマスシーズンにおける食品11品目の上限価格一覧(国内取引・物価省 公式Twitterより)